「表現する」「演劇する」場所を
もっと身近に それぞれの目標と共に 創生する
設立理由
Drama Creation REngaは、「観る」演劇から「演る」演劇へを理念に掲げ、一人ひとりの目的や想いに寄り添いながら、表現する場を創生することを目的としています。
演劇を単に鑑賞するものとしてではなく、自らが演じ、仲間と共に創り上げる営みとして捉えています。創作の過程には多様な可能性があり、役を演じることによって自己表現力や想像力が育まれ、協働して一つの作品を創り上げることでコミュニケーション能力や相互理解が深まります。さらに、完成した作品を社会へ届け、拍手や笑顔を受け取る経験は、参加者の自己肯定感の向上へとつながります。この「創る喜び」と「伝わる喜び」を広く社会に届けることを目指しています。
現代社会では、AIやSNSの発達により生活の利便性が向上する一方で、対人コミュニケーションに不安を抱える人や自己開示に困難を感じる人も少なくありません。そうした状況の中で、身体と言葉を用いて直接向き合い、想像し合う時間の重要性は一層高まっています。対話と実践を重ねる表現の場を提供することにより、人と人とのつながりを育みます。
資格取得や職業養成を主目的とする学校教育や専門教育とは異なり、それぞれの目標や段階に応じた学びと創作の場を重視します。初心者から経験者まで、障害の有無や年齢を問わず、それぞれの歩幅で参加できる環境を整え、多様な背景を持つ人々が共に創作できる場所を創生する活動をして行きます。
理事長から
理事長・村上秀樹
演劇はコミュニケーションの芸術だと私は思います。 自分の持てる全てを使って、世界とコミュニケーションしてゆく芸術です。 俳優はもちろん、スタッフも世界とコミュニケーションしてゆきます。 台本と、舞台と、相手役と、そして観客と。
コミュニケーションに正解はありません。 正しい(と思われている)コミュニケーションも、 規範となるべき(と思われている)コミュニケーションも、 相手が変われば、時代が変われば、 全く別の結果をもたらすものになると思います。 ある人が喜んだ言葉も、ある人に言ったら怒り出すかもしれません。 相手が変われば、また、変わるものなのです。 この「正解はない」という、一見難しそうな考え方は、 別な見方をすれば、「正解は無数にある」ということです。 正解も不正解もひっくるめて、 コミュニケーションしてゆく先に、 きっと喜びや豊かさがあるのだと思うのです。
自分から表現する、"Expression"の領域と、 相手から受け取る、"Impression"の領域の相互作用を繰り返しながら、 私達はコミュニケーションしてゆくのです。
演劇を通して、そのコミュニケーションの面白さを楽しんで欲しいと思うのです。
難しいことを言いましたが、 "できないこと"すら楽しんでもらえたら、と思うのです。 それは、 "できないかもしれない"という不安は、別の見方をすれば、 "できる可能性が無数にある"ということだと思うのです。 可能性は大切にしたいと思うのです。
可能性に満ちた人生というドラマの主人公は あなた自身なのです。
あなたのドラマを豊かにCreateしてゆく一要素になれたら幸いです。
Biography
村上秀樹は、演出家・脚本家として長年活動し、多様な現場経験を積んできました。クライアントや参加者の要望を丁寧に汲み取り、主旨やテーマを整理し物語として具体化する構成力と適応力を有しています。その柔軟な対応力は、企業研修、福祉分野、学校現場など幅広い場面で活かされてきました。2016年より障害者の表現活動支援に携わり、健常者と障害者が共に舞台に立つ公演を継続的に実施し、2017年から2019年にはco-opホール/スペース・ゼロにて3年連続公演を成功させるなど、表現活動が自信や希望を育む力となることを実感しています。
[演出]
・回転OZORAの全作品
・青年劇場「博士の愛した数式」(原作・小川洋子、台本・福山啓子)
・劇団だるま座「桜散る、散るも積もるも三春の一座」(作・篠原久美子)
・劇団ダルメシアン、劇団匂組、劇団劇作家、NPO法人チャレンジドフェスティバル・ミュージカル「Alive」など、多方面で舞台演出している。
[作家]
・回転OZORA「黄昏の笑顔」「Bouquet」「あやかし相談承り〼。萬屋ツジモリ」執筆多数。
提供
・劇団ひまわり研究科卒業公演・劇団だるま座 「怪盗先生、教団に立つ。」・東京アンテナコンテナ「ハイリスクHighSchool」など、多数に作品提供。
[演技講師として]
専門学校に約20年勤務。表現演技授業、オーディション対策授業、文章読解授業などを受け持つ。
劇団、プロダクションに招かれての演技ワークショップ、演技レッスンを多数行っている。